日本では、あと10年もしないうちに、65歳以上の方の五人に一人が認知症患者になると言われます。
いまのところ有効な治療法は確立されていません。
運動をしたり、人とたくさん話したり、予防に努めるのが第一ですね。
でも、人生100年時代、ここはもう「認知症にはなるもんなんだ」と思い切りよく構えてみることも必要でしょう。
年齢別の認知症有病率を見ると、95歳以上では約8割が認知症。年を重ねれば認知症になるのが「ふつう」なのです。
そこで、どういう心構えでいるのがいいのか、お世話する人とお世話される人はどういう関係でいるのがいいのか。そういったことを、この講座ではみなさんといっしょに考えたいと思います。
まず認知症を理解するために症状の特徴や認知症を持つ人の感じ方について説明します。そのあとに「認知症になってみる」ワークを行ないます。
自分であっても身内であっても、「老いてよし、ボケてよし」と感じられるよう、毎日の暮らしを耕していくためのヒントを探してみませんか。
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【認知症の世界に入る ―理解とコミュニケーション―】
■日時:6月26日(水)18:30~20:00(開場18:00)
■講師・日高明(グループホームむつみ庵ケアマネジャー、相愛大学ほか非常勤講師、浄土真宗本願寺派僧侶)
■参加費:1500円(当日会場にてお支払いください)
■定員:20名
※受付は終了しました。