練心庵に黒田さんをお招きして、日韓の現在についてお話しいただきます!
「この作業は私が全身全霊をかけて取り組んだ仕事であり、いまだ道半ばであるが、私がこの世に生をうけた使命はこの石碑建立にこそあったのだと思っている」(黒田福美『それでも、私はあきらめない』ワック株式会社、2018)
女優、エッセイストの黒田福美さんは、1991年のある夜に見た夢をきっかけに、朝鮮半島出身特攻兵の慰霊碑建立の取り組みをはじめました。
「日本兵として犠牲になった朝鮮人兵士たちはいまの世の中では日韓両国から見捨てられた「棄民」に等しい」(同書)。
彼らをだれかが弔わなければならない、という人道的な思いから、黒田さんは朝鮮人特攻兵のための「帰郷記念碑」を建立しようとします。
しかし、この慰霊の活動の先には、関係者の政争や反日派の妨害など、政治的な問題が横たわっていました。
黒田さんは、「現在の日韓関係は最悪」と言います。
先日のG20でも、日韓の首脳会談が行われないという異例の事態になっています。
どうしてこのようなことになっているのか?
今回は、慰霊碑建立問題を中心に、日韓関係の現在についてうかがいます。
長年にわたり両国の架け橋となる活動を続けていらっしゃった黒田さんだからうかがえる、慰霊と歴史と政治の話です。
ぜひご参加ください。
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「日韓の現在ー慰霊碑問題を架け橋としてー」
日時:2019年 7月28日(日)15:00~(開場14:30~)
会場:練心庵(阪急曽根駅徒歩5分)
料金:2500円(当日支払、要申込)
講師:黒田福美(女優・エッセイスト・翻訳家)
定員:50名
※通常の練心庵の寺子屋ゼミとは開始時間が異なります(15時開始)。ご注意ください。