練心庵の人気講座「ザ・名越康文ショー!」では、口外禁止のトークが繰り広げられます。
その中でも2018年7月に久坂部羊先生を聞き手に行われた「テーマ・変態」の会は伝説となっています。
ただ、口外禁止のルールのため、名越ショー!の内容について語りあうことができないもどかしさを抱えられた方も多いはずです。
そこで、あの「テーマ・変態の会」をはじめ「ザ・名越康文ショー!」を手がかりにして、存分に語りあう場を企画いたしました。
かくいう私も、あの「テーマ・変態の会」で、自分自身を大きく揺さぶられました。
傷に近いものと、開けたくない扉への鍵、変態トークへの大きな「しんどさ」を持ち帰りました。
ただ同時に、その「しんどさ」の中には、自分の傲慢さも潜んでいる気もしました。
”私は自分を「変態」だと思ってないけど、果たしてそれって本当?線引きしちゃってるけど、本当?”
折角なので、私は一度自分を疑って、「変態」について研究することにしました。
その日から私は、物事に変態的な面が読み取れた時には、目を凝らして観察するようになりました。
同時進行で、自分の中も観察してみました。
周囲の人と協力して、当事者研究という手法を使い、「変態性」を主観的に研究しました。
そして、なかなか面白いものが見つかっていきました。

そんな折、練心庵スタッフシリーズという機会をいただいたので、
あの「テーマ・変態の会」から一年を経て、たまった「変態性」当事者研究のアレコレをまとめて発表してみようと思います。
会の前半は、私から「変態性」当事者研究の発表をいたします。
それを基にして、後半はご希望の方と一緒に「変態性」のライブ当事者研究をやってみたいと思います。
名越ショー!は、社会性と人間性とを行き来する訓練になる場です。
そんな名越ショー!で鍛え上げられた皆様とご一緒に、ここでしかできない話ができるのを楽しみにしております。

※「ザ・名越康文ショー!」の特性上、一度でも名越ショー!にご参加くださった方のみの募集とさせていただきます。
※また、この会についても録音・口外禁止のご協力をお願いいたします。
※ちなみに、名越先生の登壇の予定はありません。
※入退室自由です。


「変態性」当事者研究 ーザ・名越康文ショーを手がかりにー

■日程:2019年8月2日(金)
■時間:18:30〜20:00予定(開場18:00)
■参加費: 1500円(当日会場にてお支払いください)
■講師:一ノ瀬かおる(漫画家)


前半: 私の「健全ストッパー」と宗教性の研究発表 (一ノ瀬かおる)
ー休憩ー
後半: ライブ当事者研究会 テーマ「変態性」(ファシリテーター : 横山弘和・ 一ノ瀬かおる)